【時短料理のコツ!】そのままでは冷凍に向かない野菜をおいしく冷凍する方法

レビュー・体験

毎日のお料理の時短のために野菜をカットして冷凍してたら、
食感が変わって美味しくなくなるの…。
美味しく冷凍保存できる方法はないの?

食品の冷凍保存は、物によっては分離したり組織が壊れたりして
食感や色が変わってしまうの。
でも、ひと手間加えれば美味しく頂けるものもあるのよ!
今日は5つ紹介するわ!食卓の平和は私が守る!!

そのままでは冷凍に向かない野菜のおいしい冷凍方法 5選

じゃがいもの冷凍方法

じゃがいもはそのまま冷凍すると、食感が変わってしまうので注意が必要な野菜です。イモ類のポイントはつぶすこと。そのままではホクホク感がなくなってしまうじゃがいもも、マッシュしてしまえばおいしくいただけますよ。

  1. 皮に切れ込みを入れて茹でる(切れ込みを入れて茹でると皮が剥きやすくなります)
  2. 皮を剥く
  3. マッシュポテト状につぶす
  4. 粗熱を取り、小分けにして冷凍

使いたい分量だけ解凍できるように小分けにして冷凍すると使いやすいですね!マッシュポテトであれば問題なくおいしくいただけるのでポテトサラダなどにおすすめです。

かぼちゃの冷凍方法

かぼちゃはそのまま冷凍もできますが、食感がすこし変わってしまいます。おいしさを優先するなら一度火を通してじゃがいも同様マッシュしましょう

①生のまま冷凍

  1. 種を取り食べやすくカットする
  2. 冷凍保存用袋にいれて冷凍する

②おいしさ優先!ほくほくマッシュかぼちゃ

  1. 種を取り耐熱容器に入れ、レンジで温める(600Wで6〜7分)
  2. 皮を取り除きマッシュポテト状につぶす
  3. 粗熱を取り、小分けにして冷凍

アスパラガス

春においしいアスパラガス!冷凍する時は茹で加減が重要です!

  1. 切り口を切り落とす
  2. 硬い部分はピーラーで皮を剥く
  3. 1分30秒ほど茹でて粗熱を取る
  4. ラップに包んで冷凍保存用袋に入れ、冷凍する

生でも冷凍できますが、茹でると甘さをキープできます。

冷凍すると水分が抜けること、料理に使う際に炒めたりしてさらに火を通す可能性を考えて、少し硬めに茹でておきましょう。

れんこんの冷凍方法

れんこんは冷凍保存向きの野菜ですが、そのまま冷凍してしまうと変色してしまいます。

ポイントは、「」を使うこと。酢水につけることで、れんこんの変色を防いで、アク抜きもしてくれます。酢の量は水2カップに対して小さじ1くらいでしょうか。解凍して熱を通せば、酢の酸っぱさや匂いは気にならないので美味しくいただけますよ。

酢を使うことを守れば、生でも茹でた状態でも冷凍できるので2つの方法での冷凍方法をご紹介しますね。

①生のまま冷凍

解凍して調理するときにより食感を残したいなら生のままがおすすめかもしれません。

  1. 皮を剥く(カットしても塊のままでも大丈夫です)
  2. 酢水につけた後、水気を切る
  3. 冷凍保存用袋に入れて冷凍する

②火を通してから冷凍

火を通してから冷凍するメリットは、調理する時に火の通りが早いので時短になること!根菜類は時間がかかりますからね…汁物や煮物系の料理が作りたい時は私は茹でてから冷凍したものを使います!

  1. 皮を剥いてカットする
  2. 沸騰したお湯に酢をいれて茹でる
  3. 火が通ったら粗熱を取ってカットする
  4. 冷凍保存用袋に入れて冷凍する

塊のまま冷凍した場合は、半解凍ぐらいまで常温で戻してからカット。料理に使うときは凍ったままお鍋に入れてOKなので便利です。

たけのこ

  1. アク抜きしたたけのこを食べやすいサイズにカットする
  2. 冷凍保存用袋に入れ、一緒にだし汁を適量(たけのこが浸るくらい)入れる
  3. なるべく空気を抜いて袋を閉じ、平らな状態で冷凍する

だし汁がたけのこから水分が抜けてスカスカになるのを防いでくれます。

そのまま冷凍できる!冷凍向きな食品

・きのこ類

・小松菜など葉物野菜

・キャベツ・白菜

・ブロッコリー・カリフラワー

これらは食べやすくカットして冷凍保存用袋に入れるだけで冷凍保存が可能な食材です!

とくにきのこ類は冷凍したほうが旨味成分が増えるのだとか!凍ったまま使いたい分量をお料理に使えて便利です。

冷凍してはダメな食品

こんにゃく

こんにゃくは冷凍保存できますが、冷凍すると食感にが変わって「凍みこんにゃく」になります。凍みこんにゃくの食感が苦手な方は冷凍保存はおすすめしませんが、凍みこんにゃくにすると味が染みやすくなるので煮物などでおいしく頂けます!また、凍みこんにゃくにすると食感が少しお肉に近づくことから、お肉の代わりに凍みこんにゃくを使ったレシピもあるそうですよ。

豆腐

水分がタンパク質と分離して、こんにゃく同様スポンジのような食感になります。いわゆる「凍み豆腐」です。この凍ったときの独特の変化を活かして作られるのが高野豆腐なんですが、普通に料理に使うならおすすめできない食品です。

牛乳・マヨネーズ

牛乳やマヨネーズといった水分と脂肪が多く含まれる食材は、冷凍することで分離してしまうので冷凍保存が難しくなります。冷凍はせず、期限内に使い切れる量をこまめに買い足しましょう。

まとめ

下処理をして冷凍しておくだけで毎日のお料理時間を節約できます。保存用のタッパーや袋などの容器も繰り返し使えるものを揃えておけばゴミも出ず便利ですよ!

なるほど…!!

ただカット冷凍じゃなくて食品の性質によって工夫すれば
解凍しても美味しく食べられるのね!

冷凍野菜のポイントは、

  • 褐変するものにはお酢
  • イモ類はマッシュする
  • 水分が抜けてカスカスになるものにはお水や出汁と一緒に!
  • 茹でてから冷凍する時は料理に使う時さらに火が通ることを考えて少し固めに!

…というのが大まかな目安かしらね?
調べると色々出てくるから色々見て勉強するのがおすすめよ♡

冷凍した野菜はキャンプやバーベキューにも便利です。

コロナ禍で人が多い場所には行きにくい今、自然の中で楽しむのはいかがですか?

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